出会い

現在、目下鎖骨と肋骨を骨折中です笑

怪我の原因はさておき、2ヶ月の療養を余儀なくされました。
とはいっても家でじっとしていられるわけでもなく、土日はグランドに立ち続けております。

初の肋骨骨折、最初の2週間は声を出す(大きく息を吸う)のにも骨に響きコーチングはまともにできず
怪我をした週にU-12の試合があったんです。
選手たちには怪我の経緯と
「大きな声を出されないような試合をしてくれ」
と伝えました。
そういう時には各上だろうと思われた相手に勝ったりするんですよ。
でも普段のサッカーをやれば勝てそうな相手に対しては何も言わないと勝てなかったり。
子供の気持ちや行動は本当によくわからないものです。

 

1か月半が過ぎ、それまでコルセットで固定し痛みもあるので腕を上げることができずようやくコルセットを外してリハビリを行うことになりました。
そこで担当してくれた作業療法士さん、あれ?どこかで見たことがある。
すっかり忘れていたのですが
18年前に膝の骨折で入院した時に担当してくれた作業療法士さんだったんですね。

人違いかもしれないけど気になったので聞いてみたんです。
「すみません、この病院勤めて長いですか?人違いならすみません、僕以前にこの病院で膝を骨折してその時にリハビリ担当してくれた方ですか?」と。
そしたら向こうもカルテで名前を見た時にうっすら思い出してくれていたらしくて。
でもまさか18年越しで再びリハビリ担当してもらうことになるなんて思わないじゃないですか。
しかも向こうも毎日10人以上の患者さんを相手しているのに思い出してくれたなんて、運命なんて大げさなものではありませんが嬉しいですよね。

 

思えば僕がサッカーや指導者としての道を歩ませてくれたのも恩師と出会ったから。
中学の担任がサッカー部の顧問でなかったらこうして指導者になろうとは思わなかった。

そして高校に進み今の僕の土台となるサッカー観を教えてくれた監督との出会い。

スポーツクラブで勤務し
そこで指導について一から教えてくれた先輩同僚達。
更には実際の現場で僕の拙い指導でも楽しく動いてくれた子供達。

そして今でもなお、Poderというなんの売りも無い?クラブに入会してくれ、元気にサッカーを楽しんでくれている子供や応援してくれる保護者、献身的に協力してくれるスタッフ。すべては出会いから始まりその出会いで僕の人生が成り立っているといっても過言ではありません。
もちろんこれは家族に対しても同じ。

 

出会いに関しての名言は数多くあります。
それだけ人は人によって運命が決まり、出会いが人を動かしているんだと思います。

今僕に関わってくれている人たちが
僕という人間と出会えて良かったといつか思ってくれたら僕の人生は大成功。
そんな下心はありませんがそう思ってもらえる生き方、人間になる努力を心がけ、自分は生涯出会いを楽しむ人生を送りたい。

そんな思いを持たせてくれた再開でした。

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